
漢字が苦手な発達障害 さんはわりと多い気がしています。
そんなわたしも超苦手!
未だに、読めるけど書けない漢字は山ほどあります。
ですが、
大人になってみると、読めたらなんとかなること多くないですか?
パソコン変換も多いですから、変換したときに正しいかどうか判断できれば、わりと乗り切れてしまいます。
そう思うと、小中高と、劣等感でいっぱいになるほど追い詰められてまでやる必要あるんかな?
と思わずにはいられません。
今、すごくわかりやすいドリルがたくさん出ていると思いますが、
わたしなりに中学生くらいからやり始めたやり方をご紹介します。
① 覚えやすいところに集中!
わたしの場合は「読み」でした。
② 意味をなんとなく掴む
「訓読み」からすると、理解しやすいです。
③「意味」と「音」をつなぐ
熟語から入る方が、意味づけがしやすかったですし、いろんな漢字を一緒に覚えやすいです。
④書く
やっと、ここで書いてみます。
練習もたくさん書けば覚えられるものではありません。
一つ一つの形を確認しながら書くことで、頭に焼き付けていきます。
わたし的には3〜5回で十分でした。
たくさん書いてると、飽きてしまって余計に覚えられません。
【注意!】
嫌な気持ちの時は絶対にしない。
乗り気のときにやるのが一番効率がいい。
なんでもそうですが、
楽しい気持ち、やる気のあるとき、など
前向きのときにしないと記憶に残りません。
たまーに、泣きながらやらせてる場面をみますが、
「泣いててもやる気に満ちてる」
なら記憶に残るのでしょうが、
ただ嫌で泣いてるならやらない方がましです。
漢字に恨みをもったり、
やらせた人に恨みをもったり、
トラウマになったり、と
人格形成的にもあまりよろしくないかと思います。
苦手なものは苦手。
だけど、覚えた方がいいことは本人もわかってると思います。
じゃあ、
どうすれば覚えやすいのか?
理解しやすい方法ってなんだろう?
そこから考えていけるといいなぁ、と思います。
わたしの場合はこの方法でしたが、お子さんはどうなんでしょう?
聞いてみることで変わることもあるのかな?と思います。
わたしに合うドリルがなかったとき、利用したのは「漢和辞典」です。
辞典を読むことは根気がいりますが、「覚えない」「ただ知るだけ」と思えばサラッと読めたりします。
あとは、習字を習いに行くことで
一文字一文字、向き合いながら書くことをしたことが、
わたしにとっては大きな出来事だったかもしれません。
何が影響を与えてくれているかは、大人になって初めてわかることかもしれませんね。
ひとつ、参考にしてみてください。
朝倉美保
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