注意欠如多動性障害 の私。
子どものころも、今もよく忘れ物をします。
でも、何も努力していないわけではありません。
小学生の頃、わたしの持ち物は自己管理でした。
今の子どもたちのようにチェックを親がしてくれた記憶がほぼありません。
だから、「なんか忘れ物多いんだよなぁ」「なんとかしたいなぁ」と思ってから、いろいろ工夫をしながらクセづけた習慣があります。
今回はその工夫をご紹介します。
とにかく、ワーキングメモリーも少ないので、一ヶ所で全てのものを把握できるようにすること。
そして、全てのものを繋げておくことで、翌日思い出せるようにします。
メモは目立つように、端的に書くこと。
長々書いても読むのがめんどくさくなって、結局読みません。
癖がつくまでは、
親子で一緒に取り組んでみてください。
少しずつ手助けを少なくしていき、最終的にはひとりでできるようにしていきましょう。
忘れものをしても、
誰かのせいにしないようにすること。
忘れものをしても明るく「失敗した!」と言えるような環境作りも大事です。
それから、自分で忘れたのだから、自分で、なんとかしようとする気概を育んでみてください。
わたしは、大人になった今でも、
子どもの頃の習慣を続けています。
前日に、もしくは行動前に
どれだけ準備しておくか、が大事です。
そして、
気持ちと時間に余裕をもつこと、
これも重要なことです。
ギリギリの行動をしてしまいがちですが、
できる限り+20分〜30分は余裕を持つようにしています。
早く着きすぎてしまうことは、
全く問題ありません。
仕事上ではその方が評価も上がります。
そして、忘れ物や遅刻がわかったときには、
できる限り早く相手に伝えることです。
怒られることを怖がるよりも
相手を傷つける可能性があることを優先します。
障害特性だから悪気はないのですが、それでも誰かに影響を与えてしまうこともあります。
そのときには素直に謝ること、
相手を思いやる気持ちで接することが必要だと思います。
#ごめんなさい
#ありがとう
この言葉を素直にスッと言える大人でありたいなぁ、と思います。
大人になったら、
例えば時間とお金があれば忘れ物を買って即準備し直すことも可能です。
臨機応変が苦手な#発達障害 ではありますが、機転をどうきかせられるかも訓練次第だと思います。
気長にサポートしてみてくださいね。
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